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金曜は。 まだまだ仕事があったのだけど カセットコンロス@下北沢440へ。 日曜日に見たばかりだけど 遅れて行ってあまり長時間観られなかったのと ゲストにパーカッションの ダテゲンさんを迎えると聞いて。 コンロス仲間のみんなは 忙しいだの体調不良だのだったので ひとり参戦することに。 直前だけどバンマスのワダくんに メールする。 20時すぎまで働いてでかける。 意外と近いね下北沢。 21時すぎに着くと ちょうど中休み。 パワフルな演奏ゆえ ライヴの途中に中休みをとり しかもメンバー普通にフロアに出てきたり 並んでドリンク買ったり。 ちょうどワダくんを見つけて 声をかけると 「おーありがとね」って。 両手をひらいて 小さくハイタッチ。 相変わらず控えめな人ナノダ。 ビールを買って 飲み干した頃 第二部の始まりらしい。 次のビールを買って 前の方に押し寄せる。 とりあえず ゲストのダテゲンさんに 注目。 かっこいい! たぶんルックス的には 全然おやじ&でぶっちの部類 なんだけど そういうのを超える、 演奏している時の 人がらがあふれでてくる あの表情とテクが。 笑い声でコーラスしちゃったり なんてお茶目なところもあるけど 打楽器という単純に見えるもので メリハリつけてくるあのリズム感。 ギロの使い方なんて最高だったな。 やっぱかっこいい!! このダテゲンさんのおかげで この日はとくに コンロスの良いところが ぐいぐい引き出されてくる感じだった。 天の方から包み込むように響いてくる フケさんのドラムも パーカッションたちに負けないように いつもよりキレがあったように思うし パーカッションの辻くんは もしやダテゲンさんに食われちゃうのか? と心配していたのだけど全然! 二人で目くばせしながら 音で会話してるって感じで。 打楽器ってあんなに表情があるんだって あらためて感動。 辻くんもほんとうに楽しそうで いつもよりリラックスしていて やわらかい手の動きがかわいらしくて 小猿っぽかった。笑 なんだかずっと見入ってしまったよ。 まーでも顔といえば ダイスケくんだけどね。 彼もほんとうに楽しそうに弾く人で。 でも顔だけでなく 彼のベースはいい! ちょっと曇った感じの音色が いいんだよねー。 奥行きの中に潜む 色気みたいのが。 ソロの速弾きも めっちゃかっこよかった。 アンケンくんの白い歯も いいんだけどねー。 この人こそほんとうに いつも笑ってる人で 他のメンバーをとてもやさしい眼で 眺めながら サックスやクラリネットで うまい合いの手をいれる。 人柄が出てます。 そしてそしてワダくん。 こんな南国系の音楽やる人にはみえない 実に控えめで静かなる男なんだけど やっぱりバンマスとしての 存在感アリ。 今回は特に パーカッション二人もいて リズム隊ばかりが目立つ 盛り上がりだったのだけど そんな中ギターの見せ場では しっかり弾いて 持ってく感じ。 エフェクターなんかには頼らない シンプルな音で弾きまくる。 「おれさまのギターを聴け!」 状態なんだよね。 ステージ降りると あんなにやさしいのになぁ。 それぞれがテクと個性を持っていて 譲り合いぶつかりあいの音楽。 そして全員が笑顔。 観客も笑顔。 あたしも笑っちゃって踊っちゃって コンロスの力に圧倒されちゃった。 終わってワダくんに声かけると 「ありがとうありがとう」 ってまた小さいハイタッチ。 「ダテゲンさん好きでしょ? レギュラー化を狙うよ」 ってさ。うれしいねぇ。 仕事が忙しくて 行けるかわからない状態だと メールしてたので 別れ際に「がんばってな」 と言ってくれたりして。 シンプルだけど 心からの言葉がありがたい。 音楽の楽しさで味わったものと 彼らの人柄で癒されたものと いろいろ背負ってお家に 持ち帰りました。 それでも 残業して帰るより早く家に着いて 驚いちゃったケド。 そしてその日のタモリ倶楽部では ブラジルの打楽器パンデイロの 神って人が出ていて。 おー時代は打楽器か? なんちゃって。 でも音楽ってすごいよなー。 そして星の数ほどあるバンドの中から カセットコンロスに出会えた奇跡に あらためて感動しちゃった。 最近のぎすぎすした気分も一掃。 ひとりだけど 仕事もまだ残ってたけど 下北沢まで行ってよかった。 そして自分にはまだまだ 聴かなくてはいけないものがあるし ああいう音楽をやってみるのも いいかもしれないなんて。 夢はいろいろ膨らむのです。
by pokapoka_united
| 2010-03-28 11:36
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